アフィリエイト 種類

本記事では、アフィリエイトを始めたばかり、或いはこれから始めるつもり、
という初心者向けに、アフィリエイトの種類について、メリット・デメリット
交えて解説する。

アフィリエイトというマーケティング形態は同じだが、ビジネスモデルは大きく異なり、
稼ぎの額も差が生じる。

種類毎に向き不向きも存在する。

これからアフィリエイトを志す読者は、自身にフィットするアフィリエイトを選択してほしい。

尚、予め説明するが、本記事は長い。
簡潔にまとめた表を準備した為、時間がない読者は、表の内容だけでも理解してもらいたい。


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アフィリエイトの全種類を解説

アフィリエイトには、多くの種類が存在する。
分類方法も様々であるが、この記事では、報酬取得方法・使用する媒体・集客方法・扱う商材
4つを切り口に分類した。
では、一つずつ説明しよう。

まずは、表を見て欲しい。
各々の種類毎に、定義・メリット・デメリットを、簡潔に纏めた。
重要な事は、初心者向けのアフィリエイトもあれば、そうでないのもあるという事だ。

 

名前 定義 メリット デメリット 初心者

推奨

報酬 クリック報酬型 広告がクリックされると報酬発生。 商品販売の必要がなくハードルが低い。 報酬単価が低い。
成果報酬型 商品が販売し報酬を得る。 報酬単価が高い。 販売しないと報酬が得られず、高難易度。
固定報酬型 広告を掲載し、固定の広告料を得る。 通常収益に追加で、固定報酬が得られる。 高価値ブログを作る必要があり、超高難易度。 ×
インプレッション 広告の表示回数に準じ、報酬が発生。 広告表示だけで報酬が発生する。 単価が極めて低い。 ×
媒体 サイト 商品専門サイトを立ち上げ広告する。 商品販売に特化したサイトの為、報酬が得やすい。 商品に対する専門知識が膨大に必要。 ×
ブログ ブログでアフィリエイトする。 日記感覚で記事更新出来る。 報酬が発生するまで時間が掛かる。
YouTube 動画中の広告が被クリックで報酬発生。 記事を書く必要なし。 参入制約が高い。 ×
集客方法 SEO 検索エンジンで上位表示し集客。 費用はほとんど必要なし。 上位表示するまで時間を要する。
SNS SNSを利用して集客。 SEO+SNSの集客で、集客力が大幅に増強される。 ブログに加え、SNSにも時間を割く必要がある。
PPC PPC広告で集客。 報酬発生までの期間が非常に短い。 費用が発生し、費用対効果が厳しく高難易度。 ×
自己 自分が客となって商品を購入する。 難易度が非常に低く、誰でも実施可能。 1つの商品につき実施可能な回数は、1度のみ。
メルマガ メルマガ読者に有益な情報を送る。 読者に対し、攻めのマーケティングが可能。 ブログに加えメルマガも時間を割く必要あり。
トレンド トレンドネタを記事にして集客。 集客し易く、短期間で報酬が発生。 ブログが資産とならず記事執筆の負荷が高い。
商材 物販 物品を販売する事で成果報酬を得る。 Amazon等は社会的認知が進んだ為、売れ易い。 売れ易い商品だけに、報酬単価が低い。
ASP ASPを介して商品を販売し、成果報酬を得る。 資産ブログを構築出来る。 無報酬の期間が長い。
アドセンス 広告がクリックされる毎に報酬を得る。 報酬発生の難易度が低い。 報酬単価が低い。

難易度と共に、読者自身の適性も十分考慮して、実践するアフィリエイトを決定する際、
この表が役に立てば幸いだ。
尚、詳細な内容が知りたい読者は、以下の説明文を参照してほしい。

報酬取得方法でアフィリエイトを分類

アフィリエイトでの報酬取得方法は、クリック報酬、成果報酬、固定掲載型広告、
インプレッション(表示)報酬
の4種類ある。
詳しく説明していこう。

クリック報酬型広告

クリック報酬型広告とは、GoogleAdsense(グーグルアドセンス)等の広告がクリックされた
時点で、報酬が発生するアフィリエイト広告の事。

多くは、サイトのコンテンツに合った広告を、自動表示する。

メリットは商品販売の必要がなく、ハードルが低い事。
一方デメリットは、アフィリエイト報酬が1クリック辺り数十円~100円と、報酬単価が低い事。
即ち、クリック報酬型広告で稼ぐには、膨大なアクセス数を集める必要がある

成果報酬型広告

成果報酬型広告とは、自身のウェブサイトで紹介した広告を通じ、商品が販売されると
報酬が発生するアフィリエイト広告の事。

メリットは報酬単価が高い事(商品単価の1割~3割アフィリエイト報酬となるケースが多い)。
又、ブログが資産となり、一度構築すると、継続的に報酬が得られる事
対してデメリットは、実際の販売が伴わないと、報酬が得られない為、難易度が高い事と、
アフィリエイト実践初期は全く報酬が得られない事

固定報酬型広告

固定報酬型広告とは、自身のウェブサイトに広告を掲載した期間に応じ、固定の広告料を
受け取るアフィリエイト広告の事。

メリットは、ブログへのアクセス数や成果報酬とは無縁の固定報酬が得られる事
又、通常のアフィリエイト報酬とは別に、追加で報酬が得られる事
デメリットは、広告主および代理店ASPに価値が認められるブログを作る必要があり、
ハードルはとても高い

インプレッション(表示)報酬型広告

インプレッション報酬型広告とは、広告の表示回数に準じ、報酬が発生するアフィリエイト
広告の事。

広告表示1回あたりの単価は、ほぼ0である。
この為、収益計算には1,000回広告表示された際の見積もり収益額であるRPM
(revolutions per minute)を用いる。

メリットは、広告表示だけで報酬が発生し、成約もクリックも不必要な為、導入ハードルが
極めて低い
事。
デメリットは、単価が極端に低い事
クリック報酬型より、更にハードルも収益単価も低い。

広告掲載媒体でアフィリエイトを分類

アフィリエイト広告を掲載する媒体は、サイトアフィリエイト、ブログアフィリエイト、
YouTubeアフィリエイト
の3種類ある。
各媒体の特徴を説明しよう。

サイトアフィリエイト

サイトアフィリエイトとは、商品専門のサイトを立ち上げ、広告するアフィリエイトの事。
例えば、ウオーターサーバーのサイトアフィリエイトはこのページが有名だ

メリットは、商品販売に特化したサイトである為、報酬が得やすい事。
デメリットは、商品に対する専門知識が膨大に必要な事
何故ならば、競合サイトは、商品に関する膨大な知識をアピールしている為、
より詳細な情報が必要となる。

ブログアフィリエイト

ブログアフィリエイトとは、種々目的で構築されたブログ内でアフィリエイトする手法の事
前述のサイトアフィリエイトとの違いを説明する。
サイトアフィリエイトは、専門性が高く稼ぐ事が全面に出たアフィリエイトサイトを構築する。

対してブログアフィリエイトは、読者に有益な情報を伝える事を主目的とし、付随して
アフィリエイト商品を紹介する。
共通項は、どちらもWEBページでアフィリエイトする事。

注意点として、ブログアフィリエイトは、ブログ運営者がどんな人かに注目され、スポットが
当たり易い。

この為、ブログを書く前に、運営者のキャラクター作りを入念に行う必要がある。
メリットは、サイトアフィリエイトほど、収益至上主義ではない為、日記感覚で記事更新
出来る

デメリットは、報酬が発生するまで時間が掛かる(人によって異なるが、多くは半年程度の
下積み期間が必要だ)。

Youtubeアフィリエイト

Youtubeアフィリエイトとは、動画の前、途中に広告を流し、広告がクリックされると報酬が
発生するアフィリエイトの事。

メリットは、記事を書く必要がない事。
デメリットは、参入のハードルが高い事。具体的には、
・チャンネル登録者数が1,000人以上いる事。
・過去12ヶ月間における有効な動画の総再生時間が4,000時間以上ある事。

集客方法でアフィリエイトを分類

アフィリエイトの集客方法は、SEOアフィリエイト、SNSアフィリエイト、
PPCアフィリエイト、自己アフィリエイト、メルマガアフィリエイト、
トレンドアフィリエイト
の6種類。
では、解説しよう。

SEO(検索エンジン最適化)アフィリエイト

SEOとは、Search Engine Optimizationの略。直訳で『検索エンジン最適化』の意味。
Webページを最適化し、Google等の検索エンジンに高評価を得て、検索時に上位表示を
狙う技術の事。

SEOアフィリエイトとは、Google、Yahoo等の検索エンジンで、自身のサイトを上位表示
させ、アクセス数を伸ばし稼ぐアフィリエイトの事。

ブログアフィリエイト、サイトアフィリエイトでは王道の集客方法
メリットは、費用がほとんど必要ない事。
デメリットは、検索エンジンで上位表示するまで時間を要する事。

SNS(Social Networking Service:Web上で社会的ネットワークを構築するサービス)アフィリエイト

SNSアフィリエイトとは、SNSを利用して集客するアフィリエイトの事。
SNSとして、Twitter、Line、Facebook、Instagramが有名。
商品をSNSで紹介して集客し、自身のブログへ誘導し訴求するというモデルがよく知られている。

メリットは、SEOのみでなくSNSから集客出来る為、集客力が大幅に増強される事。
デメリットは、ブログのみでなく、SNSにも時間を割く必要がある事。

PPC(Pay Per Click:広告)アフィリエイト

PPCとは、クリックされる度に費用が発生する広告の事。
検索エンジン運営企業(グーグル等)に費用を支払い、対価として広告がキーワード検索で
上位表示される。
PPCアフィリエイトとは、上記PPC広告で集客し、アフィリエイトを実施する手法の事。

メリットは、検索で上位表示される為、報酬発生までの期間が非常に短い事。
デメリットは、費用が発生する事。費用対効果がシビアで難易度が高い

自己(セルフバック)アフィリエイト

自己アフィリエイトとは、自分が客となって商品を購入するアフィリエイトの事。
アフィリエイターの登龍門であり、ほとんど全てのアフィリエイターが経験する。
初心者は、まず自己アフィリエイトで、10万円稼ぐ事から進める事をお勧めする。

メリットは、難易度が非常に低く、誰でも実施可能。
デメリットは、1つの商品につき実施可能な回数は、1度のみ。

メルマガアフィリエイト

メルマガアフィリエイトとは、自身のサイト訪問者でメルマガ購読申し込み者に対し、
有益な情報をメルマガで送り、アフィリエイトする事。

メルマガ申込者は、商品購入意欲が他の読者より強い為、販売に結びつき易い。

メリットは、読者に対し、攻めのマーケティングが可能。
ブログでは、読んで貰うのを待つ、受け身状態だが、メルマガは読みたい人に読ませたい内容を
直接送付する為、訴求力がブログより高い

デメリットは、メルマガにも時間を割く必要がある事。
読む価値のあるメルマガを提供し続ける必要がある事。

トレンドアフィリエイト

トレンドとは、現時点で特に注目を集めている話題、即ち多くの人が知りたがる情報の事。
トレンドアフィリエイトとは、トレンドになっている項目を記事にして集客する、
アフィリエイトの事。

大量に集客し、クリック報酬型広告をクリックしてもらう事で、報酬を得る。

メリットは、トレンドを扱うため集客し易く、比較的短期間で報酬が発生する事。
デメリットは、記事一つ一つに関連がなく、ブログが資産とならない為、高額報酬を得るには
記事を書き続けねばならない
事。

商材でアフィリエイトを分類

アフィリエイト商材は、物販、ASP、アドセンス、の3種類。
アフィリエイト初心者は、まず何をアフィリエイトするかで悩むだろう。
ここで、アフィリエイトの商材紹介をする、参考にしてほしい。

物販アフィリエイト

物販アフィリエイトとは、物品を販売する事で成果報酬を得るアフィリエイトの事。
Amazon、楽天の商品を売る事が、該当する。

メリットは、Amazon、楽天は社会的認知が進んでいる為、商品が売れ易い事。
デメリットは、売れ易い商品だけに、報酬単価が低い事。

ASPアフィリエイト

ASPとはAffiliate Service Providerの略。アフィリエイターと広告主を仲介する企業。
ASPアフィリエイトとは、ASPを介して商品を販売し、成果報酬を得るアフィリエイトの事
ASP毎に、扱う商品が異なる為複数のASPに登録し、万遍なくアフィリエイトする事を勧める。

メリットは、一度商品を販売できるブログを築ければ、資産として継続的に報酬が得られる事。
デメリットは、商品を販売しないと報酬が得られない、商品販売までの道のりが長い、為に
無報酬の期間が長い事。

アドセンスアフィリエイト

アドセンスとは、「Google AdSense」の事で、クリック報酬型アフィリエイト広告の事。
アドセンスアフィリエイトとは、自身のサイトに、アドセンスの広告を張り付け、
広告がクリックされる毎に報酬が得られるアフィリエイトの事。

アドセンス広告は、閲覧者の閲覧履歴から、最適想定したものを表示する。

メリットは、商品販売の必要が無く、広告のクリックだけと、報酬発生の難易度が低い事。
デメリットは、報酬単価が低い事。
ルール違反が続く、または重大な違反が発生すると、Googleのアカウントが強制停止される事。

初心者推奨アフィリエイト

初心者がこれから実践するアフィリエイトとして、

報酬:成果報酬型
媒体:ブログ
集客方法:SEO/SNS
商材:ASP

を推奨する。
何故ならば、これがアフィリエイトの王道であり、多くの成功者はこの組み合わせで報酬を
得ている。

この組み合わせの欠点は、報酬が得られるまで半年ほどの期間が必要である事だ。

対して利点は、資産型ブログを築ける事だ。
資産型ブログとは、一度稼げるブログを築いてしまえば、その後は記事更新を怠っても、
継続的に稼げるブログである。
何故ならば、過去に投稿した記事にもアクセスが集まり、販売が成立するからだ。

代表例を紹介しよう。
アフィリエイト実践者なら誰でも知っている、マナブログだ。

尚、欠点を補う方法として、最初はトレンドアフィリエイトを実践し、
アフィリエイトに慣れたら、SEOアフィリエイトに変更するという方法がある。

この方法のメリットは、報酬獲得までの期間が短縮される事だ。
初心者が挫折する最大の理由は、無報酬の期間が長く、モチベーションが持続しない事だ。
モチベーション維持に難がある読者は、トレンドアフィリエイトを最初に実践するのも良いかもしれない。

対してトレンドアフィリエイトのデメリットは、特化型ブログを築けない事だ。
理由を説明しよう。

トレンドアフィリエイトは、トレンドとなるキーワードを扱う。
トレンドとは、現在流行しているという意味だ。
トレンド分野は非常に多岐に渡り、時時刻刻と変化する。
この為、ある特定の分野のみのブログにならない。

特化型ブログは、ある分野に絞って記事を書く為、SEOに強い。
SEOに強ければ、絶えず読者から検索され続け、収益を生み続ける資産ブログとなる。

この為、どこかの時点で、SEOアフィリエイトにチェンジしなければならない。
この際、トレンドアフィリエイトで築いたブログは、ほとんど使い物にならない。
結局は、時間の浪費となってしまう。
であれば、最初から王道のSEOアフィリエイト実践を推奨する。

まとめ

アフィリエイトを報酬取得方法・使用する媒体・集客方法・扱う商材で4分類した。
更に、各々細分し、計16種類に分類した。
各手法それぞれに、メリット・デメリットがあるが、初心者が実践するならば、
報酬:成果報酬型、媒体:ブログ、集客方法:SEO/SNS、商材:ASP、
の組み合わせを推奨する。




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